EXCEEDの同人ソフト開発日記という名の備忘録

趣味のゲームソフト開発人。プロなのかアマなのかは不明(不定)らしい。

任天堂のソフトはいつも予定通りに出てこないって言われるけど、
ソフト作りっていうのは、そういうもの。
ゲームソフトは、期限までにやれと言われて、徹夜したり死に物狂いでやったからといって、
期待通りのものにはならない。そういうふうにすると、
結局、チームは妥協しなければならなくなる。
妥協させられて、できたものは、粗くなってしまう。
ユーザーは目が肥えていますから、受け付けてもらえない

山内 薄

ナツゲーミュージアム

EXCEED2010-08-13






秋葉原にあるナツゲーミュージアムに行ってきました。結論からいうと、もはや多くは語りません。うちのブログを見に来てくれる方にとっては、間違いなく

ラクゼーションスポット

でしょう。稼動ゲームのチョイスセンスと、テーブル筐体の数と、そのメンテナンスの良さにきっと驚愕することと思います。そして、残念ながら

8月14日、15日で閉館

ですので、「今度行って見よう。」と思った方、もう急いでください。ちなみにお店は秋葉原と言ってもけっこう外れにありますので、公式サイトでよく場所を確認してから行かないと、たどり着けないと思います。



公式サイト
http://www.t-tax.net/natuge/


画像(Google画像検索)
http://bit.ly/ceyJEX

第13回オリゲーフェスタ68

今更ながらですが、去る5月4日に秋葉原の損保会館で開催されたイベント「オリゲーフェスタ68」の手前味噌なブースレポートです。

公式サイト→http://xps.jp/festa68/


1983年にデコカセットシステム(業務用ビデオゲーム基板)でリリースされた隠れた名作「ゼロイゼ」をX680x0に完全移植したものをプレイアブル展示しました。非売品ではありますが、入手不可能というわけでもありません。








「あの、素晴らしい をもう一度/再装版」「サンダーストーム for Windows/X68030/060」
今回は、あのすばの方でプログラマーとして参加させていただきました。





ロードブラスター&バーニンラバーのプラモデル(非売品)




業務用完全移植、X680x0版「バーニンラバー」
こちらも非売品ですが、入手できないというわけではありません。





なんとか抜け出して撮影できた「ラキッ!さんのブース」にて歴代のネレイドの展示



とりあえず、来年の開催は未定らしいですが、また開催して欲しいですね。

デコカセ吸出し完了

テープ破損の「東京見栄診療所」「スーパーダブルステニス」を除く手持ちのデコカセソフトすべての吸出しが完了し、自作エミュレータ上で動作を確認した。

「大相撲」のドングルは、幸運にもひょんなことから入手できてしまったので、それを吸出し。

記事は友人のブログを拝借(笑)
http://d.hatena.ne.jp/fslasht/20100619

ちなみに、以前「芸能人資格試験」の吸出しに成功したという記事を書いたことがあるが、実は完全に吸い出せていなくて、今回無事に吸い出すことに成功した。

俺専用ハイディフォス

ハイディフォスについて→http://d.hatena.ne.jp/EXCEED/20051222


■ハード構成

・Silent-2モジュール(Eスポ検出装置)
CQ-FRK-MCF52233(Coldfire V2基板)
・MCF51QE128(Coldfire V1 メインCPU)
・小型有機ELディスプレイ(VRAM)
・YM2413(2オペレータFM音源
・YMZ294(PSG音源)
・入力装置(ゲームのコントローラー)



■原理

Silent-2モジュールでEスポを検知

CQ-FRK-MCF52233基板で「異常な電波を受信しました」という内容のメールをユーザーに送信し、異常電波を受信したことをユーザーに気付かせる。

有機ELディスプレイに以下の流れを表示。



要は、なにが言いたいのかというと


Eスポ発生時のみ遊べる
ハイディフォスの作成。

エレキジャックフォーラム

今日秋葉原UDXで開催されたエレキジャックフォーラムに行ってきた。

プロの技のトークショー」という現役プロの方のトークショーがあり、そこで中本伸一さんのアマチュア無線に有効な「Eスポ」自動検出・通知システムの製作――超小型受信機モジュールを趣味の電子工作に活用するを受講し、ふと思いついたものをメモ。



(余談)

 []中本[]伸一氏 → 通称1000万点のヒゲのおじさん
 私が知る限りの代表作 → FC版[]ロードランナー[]、FC版ボンバーマン、Hu-[]BASIC[]、X-[]BASIC[]、Human68k、[]PCエンジン[]等

 要は神

吸出し

その1

某所で入手した「DSテレジャン」の吸出しを行ったのだが、何度吸い出しても特定のセクタでCRCが合わない。しかも、吸い出されたデータすべてをバイナリdiffにかけても、すべて同一内容。仕方がないのでBIOS ROMを再度解析してみたら原因が分かった。なぜだか知らないが、このソフトの場合はCRCを無視する構造になっていて、それが原因でCRCが合わないセクタがあっても正常に起動することが判明した。

しかし、私は麻雀のルールはよく知らないのだが、この頃の麻雀ゲームは素朴で罪が無くて見ているだけでも飽きなくて、非常に好きだ。

その2

吸出し基板によるテープデータの吸出しは出来ているのだが、どうしても吸い出せないソフトが1つだけある。それは「大相撲」。なぜ吸い出せないかというと「ドングルが欠品」だから。当然ながら、ドングルはセキュリティーパスの役目を果たしているので、これがないとハード的アプローチで電子回路に割り込んでもプロテクトの外れたデータを吸い出すことができない。しかし、テープの寿命も年々来ており、悠長な事も言ってられないので、急がないとならない。

そこで、考えたのが「別のゲームのドングルを使って吸い出す」という方式。要は「合わない鍵で無理矢理ドアをこじ開ける」ということで、合わない部分をソフトウェアで補うという方法なのだが、これが理論上うまく行くはずが、成功しない。もしかしたら「大相撲」は新手のプロテクト方式を採用しているのかもしれない。

ただし、仮に大相撲の吸出しに成功したとしても、これが動くかどうかは正直言ってバクチに等しい。なぜならばドングルはセキュリティーキーの役割の他に、データROMの役割も持っているため、データROM内のデータを読み出す作りの場合、ドングル(のROMデータ)が無いと、完全にアウトということになる。

あともう一つ怖いのが、「実はもう大相撲のテープは死んでいる」という状態にも関わらず、ドングル無しの吸出しを行う行為を試行錯誤するという状態。こうなるともう永遠に吸い出すことは不可能になる。

まだここには書かないが、もう1つだけ最後の望み(方法)があるので、それを試してみようと思う。