Windows用の 6502エミュレータが一段落。これから X68030版の制作に移ることになるが、今回は plastic神の技術サポートと、このWindows用エミュの先行開発のお陰で、思いのほかスムーズに開発が進む予感。
良い意味で予想外だったのは、Windowsで作成したエミュレータ上でブレークポイントやウォッチポイントを仕掛けて内部動作を追う際、エミュレータ自身は完全に自作なもののため、中身も当然自分で全部把握している訳で、例えば
ある開始アドレスからある終了アドレスに、0x03 以外の書き込みがあったあと、5フレーム後の V-BLANK が来た瞬間にブレークをかける
のようなことが、エミュレータ側のコアをちょっと書き換えるだけで容易に実現できるため、普通のデバッガ以上の柔軟なデバッグが可能だったこと。
今度からは、X68000に移植する際は、一度 Windowsでエミュレータを作成してから、移植開始した方が結果として、大幅に開発時間を削減できそうだ。