EXCEEDの同人ソフト開発日記という名の備忘録

趣味のゲームソフト開発人。プロなのかアマなのかは不明(不定)らしい。

任天堂のソフトはいつも予定通りに出てこないって言われるけど、
ソフト作りっていうのは、そういうもの。
ゲームソフトは、期限までにやれと言われて、徹夜したり死に物狂いでやったからといって、
期待通りのものにはならない。そういうふうにすると、
結局、チームは妥協しなければならなくなる。
妥協させられて、できたものは、粗くなってしまう。
ユーザーは目が肥えていますから、受け付けてもらえない

山内 薄

MURAMASA CV50FW 大復活

以前からの不安要素であった 1.8インチHDDの代替手段について、やっとのことで解決。


http://d.hatena.ne.jp/EXCEED/20070921


以前、SSD 化の情報をScepterさんからコメントをいただいており、


http://blog.goo.ne.jp/7an/e/17b9db84a80a28a49fa340f50aeba5db


その方法も検討していたが、工作をする時間が工面できなかったので、1.8インチHDD交換計画は凍結中だったが、その間に良いものが発売された。


http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20090131/etc_pfast.html


それで、とくに深いことを考えずに64GB版を購入。一応デスクトップマシンで動作確認(初期不良確認)をしてから、CV50FWの裏蓋を開けて交換すると、厚さの影響で裏蓋が閉まらない・・・。そこで、G-MONSTER のプラスティックケースを空け(この時点でG-MONSTERの保障が切れるので、よいこは真似してはいけない。)再装填。今度はOK。

その後 True Image Home 11 で 1.8インチHDDから吸い出したHDDイメージデータを書き込んだが、どうしてもうまくいかない。コピー完了後、最初の1度は起動に成功するが、2度目以降は絶対に hal.dll が無いとか、ntoskrnl.exe が無いとかのアレ系エラーで文句言われる。「理論上、不良セクタ情報もコピーされるから、それの影響でNGなのか?」と思ったので、急がば回れで本体付属のリカバリーCDでフルリカバリーを試みるが、やはり、インストール途中で再起動が掛かると、hal.dll とかで怒られる。

一度、デスクトップPCに戻して、不良セクタチェックとかするが問題なし。これはどうも CV50FW との相性の問題であるという結論に達した。

それで日を改め、念のため Googleで情報を収集すると、IBM(lenovo) ThinkPad X40 でこの G-MONSTER を装着するのが流行っているようだったが、相変わらず CV50FW への装着チャレンジの情報は得られなかった。しかし、やっぱりあちら(ThinkPad)でも動かないという情報がちらほら見かけられたので、参考のために詳しく読んでみると、なんと G-MONSTER の初期ロットのファームウェアにバグがあるらしく、それを書き換えたら動いたとのこと。

早速、公式ページからファームウェア書き換えツールをダウンロードして書き換えようとしたら・・・フロッピーディスクドライブ必須とのこと。まあ、確かに、これからファームウェアを書き換えるドライブから起動して、自分自身を書き換えるなんてことが、どれほど危険かはよくわかるので、ここは素直に別のドライブから起動することを考える。とりあえず、B's Recorder でブータブルCD(-RW)を作成し、そこに一緒にファームアップグレーダーを入れて起動を試みたが、どうもアップグレーダーがうまく起動してくれない。そこで、他になにか良いアイディアは無いかと頭をめぐらせたら、あるアイディアがひらめいた。

たしか、一昨年の夏に Lanborghini VX2 を買った時に、ASUS の営業さんからもらった 1GB の USB メモリが仮想FDドライブに対応していたはず・・・と思い、1GB の USB メモリからブートさせることになんとか成功。(ご親切にも FreeDOS が標準で入っていたので手間が省けた)ただし、USBメモリパーティションの関係で、SSD のドライブが C: ドライブではなかったが、いくらなんでも最初のデバイスチェックくらいはしてくれるだろうと都合の良い解釈の元、ファームアップグレーダーを起動。運良くファームのアップデートに成功。(ちなみにマニュアルにはアップデートは10分〜15分くらい掛かると記載されていたが、あっという間に success と表示された。まあいいか・・・)

その後、True Image Home 11 でリカバーを開始。その後、いままでの苦労がウソのように動作するようになった。

意外に面倒なことになってしまったが、苦労の甲斐もあり、1.8HDD の時とは比べ物にならない程読み書き動作が速くなり、起動も快適になった。しかも 64GB もあるので、Visual Studio での開発も快適になり、まだまだ現役でがんばれるPCに復活した。



追補情報:

1.G-MONSTER についているジャンパーピンは付けた状態にすると
  IDE MASTER となるらしいので、普通は付けた状態のままにするとのこと。

2.ファームのアップグレーダーが何時の間にか無くなってる・・・
  と、思ったらまら復活してた・・・(謎
  http://www.flashmemory-japan.com/photofast/gmonster18.html