EXCEEDの同人ソフト開発日記という名の備忘録

趣味のゲームソフト開発人。プロなのかアマなのかは不明(不定)らしい。

任天堂のソフトはいつも予定通りに出てこないって言われるけど、
ソフト作りっていうのは、そういうもの。
ゲームソフトは、期限までにやれと言われて、徹夜したり死に物狂いでやったからといって、
期待通りのものにはならない。そういうふうにすると、
結局、チームは妥協しなければならなくなる。
妥協させられて、できたものは、粗くなってしまう。
ユーザーは目が肥えていますから、受け付けてもらえない

山内 薄

ROM焼き

パッチを当てた BIOS を EPROM に焼いて起動。とりあえずトラブルなく動作するようなので、これに沿った仕様のハード工作を開始する。

で、ここで意外と苦労したのが、この EPROM 焼き。DECO Cassette の BIOS ROM (EPROM) は M2732 という型番のEPROMだったりするのだが、これが非常に古い規格のため、現在では、この M2732 に対応した ROMライターがなかなか存在しない。

前に秋月で購入した Leaper 3c(USBタイプ)は残念ながら、M2732 に対応していないため、止むを得ず新しいROMライターの購入に踏み切ることにした。

初めは、流石に M2732 に対応した ROMライターを新品で購入するのは不可能ではないか?と思っていたのだが、世の中広いもので、「TOP853」と、いうハンディーROMライター(2004年製)というものが存在する。

http://www.aitendo.co.jp/product/90

本体自体は、おそらく純中国企業製。バスパワーだけで動作するというのが大変便利。ただし、安価なだけにあまりインテリジェンスなことはできない(してくれない)ため、厳密なデバイスセレクトをユーザーが指定しなくてはならない。例えば、M2732 でも、書き込み電圧で12.7V品/21V品/25V品というのがあるようだが、これらをちゃんと設定しないと、正常にデータを書き込むことができないが、この辺を間違わなければ、とりあえず問題なく使えるので今後も重宝しそうだ。