重要文化財保存計画 その2
とりあえず、構成をまとめてみる。
■メインCPU
C10707-1@0.75MHz (暗号化6502/たぶんSynertek製)■サウンドCPU
SY6502@0.5MHz(Synertek製)■テープデッキ制御マイコン
i8041@7MHz?(NEC製)■サウンドチップ
AY-3-8910×2@1.5MHz
カセットテープの規格が独自規格品であると想定すると、テープのダビングによるバックアップは現実的ではないのと、今更 i8741(i8041のEPROM版) が入手できるとは到底思えないので、(仮に入手できたとしても対応したROMライターが無い)アナログ音声レベルでのバックアップ(吸出し)という方向性はやはり無しだろう。
ブログの話題として時系列的にちょっと矛盾が生じているが、とりあえず、BIOS ROM を解析した所、i8041 でテープの音声信号を8ビットデータに復号化して、C10707-1 に対して ACK 信号を送り、C10707-1 側でデータを受け取るという方式らしい。さらに C10707-1 は読み取ったテープデータを SY6502 にも転送するということを行うらしい。なので、一番簡単な方法は、この C10707-1 が受け取るデータを横取りして、第3のデバイスに転送すれば、テープデータを吸い出せるということになるワケだが、果たして・・・・
とりあえず、ca65 for C10707-1 でも作って(コンパイルして)おくか・・・