EXCEEDの同人ソフト開発日記という名の備忘録

趣味のゲームソフト開発人。プロなのかアマなのかは不明(不定)らしい。

任天堂のソフトはいつも予定通りに出てこないって言われるけど、
ソフト作りっていうのは、そういうもの。
ゲームソフトは、期限までにやれと言われて、徹夜したり死に物狂いでやったからといって、
期待通りのものにはならない。そういうふうにすると、
結局、チームは妥協しなければならなくなる。
妥協させられて、できたものは、粗くなってしまう。
ユーザーは目が肥えていますから、受け付けてもらえない

山内 薄

EXCEED2006-03-09

Multicart 2006 プロジェクトに参加できたらいいなぁ・・・

アメリカの Songbird-Productions という現役の LYNX & JAGUAR デベロッパーの Carl Forhan氏の後援で、Multicart 2006 というプロジェクトが発足した。これは、いくつかのアマチュア作品を1つのカートリッジに入れてワールドワイドで販売するというプロジェクトである。実際のソフトウェア開発の音頭とりを行うのは、フィンランドの Karri Kaksonen氏で、私は早速彼に「このプロジェクトに興味がある」という旨のメールを送ってコンタクトを取ってみた。すると開発専用のホームページを紹介された。その開発専用ページを見て思ったが、こ、これは完全なる性善説の元での国を超えた共同プロジェクトだ・・・・すばらしい・・・・。

開発プロジェクトは cvs を使用して行うことになっているので、早速 WinCVS をインストールし、Anonymous でリポジトリをチェックアウト。ここまでは順調だったが、make が通らない・・・原因は旧式の DevToolsとの環境競合のようだ・・・旧式は旧式で残しておかないと困るので、環境変数を切り替えて使うしかないかなぁ・・・とか言っているうちに、とりあえず make 環境の構築完了。


とりあえず、参加作品は「ブラックジャック(の残骸の再利用)」としよう。ルールは単純に「オ○ーツクに消ゆ」方式とする。一応、前回のポーカーの続編ということになると思うので、イベントグラフィックは2枚用意。

重要なメモ


・Multicart 2006 に応募した作品の独占販売権をSongBird社が握ることになり、
 ソフトの作者は(無料であっても)そのソフトを配布する権利を失う。
 ただし、著作権は作者に帰属するので、キャラやサウンドやソースを(別作品で)
 再利用できる。
・締め切りは 2006年6月1日
・エロ、過度の暴力、第三者著作権を侵害するものはご法度
・ソフトの最大サイズはオンメモリで動く容量である 40KB 程度